ソフトバンクiPhone 5sを解約してMNPで格安SIMのIIJmio+Nexus 5に乗り換える場合の料金試算(2015年4月版)

記事内に広告が含まれています。
2015年4月3日時点での情報です。

IIJmioをはじめとする格安SIM業界が充実してきているので、自分もいよいよ大手キャリア(ソフトバンク)からの離脱を考えています。

データ通信のみのSIMに関しては今までに

  • IIJmioの2GB(2015年4月からは3GB)
  • DMM mobileの1GB

を利用してきたので、だいたいの使い心地はわかりました。

データ通信を契約した頃は、まだ現在契約しているキャリアであるソフトバンクを解約するという事を考えておらず、格安SIMの使い心地を試すという側面が大きかったのですが、その間に格安SIM業界もさらに力を入れてきて、サービスが充実してきたように思います。

そろそろ真剣に格安SIMへと完全移行しようと思ってきたので、具体的に費用の面でどうなるか、以下の2パターンについてかかる費用の推移を調べてみました。

  • ソフトバンクiPhone 5sを解約してIIJmio Nexus 5に乗り換える場合
  • そのままソフトバンクiPhone 5sを使い続ける場合

SIMフリーのNexus 5に関しては、既に所持しているので新たに購入する必要はありません。

結論から言いますと、2015年12月を境に「ソフトバンクiPhone 5sを解約してIIJmio Nexus 5に乗り換える場合」の方が安くなるという試算結果になりました。

その具体的な計算について紹介します。

料金試算する上での前提

今回、ソフトバンクiPhone 5sを解約してIIJmio Nexus 5に乗り換える前提としては、

  • ソフトバンクのiPhone 5sを解約してIIJmioへMNP転出
  • IIJmioでは音声通話SIMを利用(ミニマムスタートプラン)
  • 現在IIJmioのデータ通信プランを利用している(IIJmioのSIMがある)
  • IIJmioのSIMはSIMフリー端末「Nexus 5」で利用予定
  • Nexus 5は既に所持しているので新規購入の必要がない

としています。

ソフトバンクiPhone 5sを解約してIIJmio Nexus 5に乗り換える場合の費用

MNPのためにソフトバンクiPhone 5sを解約する際にかかる費用

他社の携帯会社へと乗り換える場合、電話番号をそのままで移動できるMNP(Mobile Number Portability、番号ポータビリティ)を利用できます。

まずはMNPするためにソフトバンクiPhone 5sを解約する際にかかる費用の表です。

解約する・MNP予約番号を取得する | お客さまサポート | モバイル | ソフトバンクのページからMySoftbankにログインする事で確認できました。

契約解除料 9500円(税抜)
分割支払金 17960円(税込)
MNP転出手数料 3000円(税抜)#1

#1:2015年4月14日までに解約する場合のMNP転出手数料は2000円(税抜)。

2年縛りの途中のため、解約する際には契約解除料の9500円(税抜)が発生してしまいます。

端末の分割支払金に関しては、そのまま分割で支払う事が可能です。8ヶ月分残っていました。月に換算すると2,245円です。(月月割は消滅します。)

IIJmioの音声通話SIMを利用するための費用

現在契約しているIIJmioのデータ通信専用SIMがあるので、これを通話SIMに切り替えられます。

その際に、切り替え手数料として2,000円(税抜)がかかります。

IIJmioのウェルカムパックを新規に購入するよりは1,000円ほど安くなってきます。(→AmazonでIIJmioのウェルカムパックを検索する

データ通信SIMから音声通話SIMへの切り替え手数料 2000円(税抜)

IIJmioの音声通話SIMプランの費用

IIJmioの音声通話プランは3種類あり、いずれも税抜きで

  • 3GB(月額1600円)ミニマムスタートプラン
  • 5GB(月額2220円)ライトスタートプラン
  • 10GB(月額3260円〜)ファミリーシェアプラン

となっています。

通信量が一番少ない3GB(月額1600円)のミニマムスタートプランを選択する予定です。

ミニマムスタートプラン(3GB) 月額1600円(税抜)

ちなみに、ビックカメラから販売されているBIC SIMを購入しても同じです。

BIC SIMを購入した場合、特典としては公衆無線サービス「Wi2 300」を利用する事が出来ます。

そのままソフトバンクiPhone 5sを使い続ける場合の費用

ソフトバンクを解約してIIJmioへMNPする場合と比較として、そのままソフトバンクのiPhone 5sを使い続ける場合の費用も試算しておきます。

現在の毎月の費用に関しては以下のようになっています。税抜で表示しています。

My SoftBank(マイソフトバンク) ホーム |ソフトバンクモバイルにログインし、サービス一覧→料金を確認する→「ご請求書(内訳)の確認」から確認しました。

基本使用料 934円
パケットし放題フラット for 4G LTE 5200円
かいかえ割 -1000円
S!ベーシックパック 300円
ユニバーサルサービス料 2円
月月割 -2245円(税込)
分割支払金/月賦金 2835円(税対象外)
端末代金ポイント割引 -590円(税対象外)

合計で5436円(税抜)となっています。

ソフトバンクiPhone 5sを解約してMNPでIIJmio Nexus 5に乗り換える場合とそのままソフトバンクiPhone 5sを利用する場合の料金試算

以下は、

  • ソフトバンクiPhone 5sを解約してIIJmio Nexus 5に乗り換える場合
  • そのままソフトバンクiPhone 5sを使い続ける場合

2つの場合の月額費用と合計料金の推移をまとめたものです。

nexus5とiijmioを利用した場合の料金試算
▲2つの場合(Nexus 5+IIJmioとiPhone5s+ソフトバンク)のうち、安い方の料金を赤く塗りつぶしてあります。

MNPによりNexus 5+IIJmio(ミニマムスタートプラン月額税抜1600円)を利用し始めた場合、初期費用がかかりますが、2015年12月あたりを境に「ソフトバンクiPhone 5sを使い続ける」よりも安くなることがわかりました。

以下ではより直感的にわかるように、グラフにしてみました。

nexus5とiijmioを利用した場合の料金試算
▲赤色はソフトバンクiPhone 5sをそのまま使い続けた場合のグラフです。傾きが急(月額料金が高い)であることがよくわかります。

今回は、Nexus 5を既に所持しているという点で、少し特殊な事例でしたので、もしNexus 5を購入するとしたら初期費用として含まれます。

SIMフリーのスマートフォンとして何を購入するかというのは費用を考慮する上で大きく関わってくるので重要な部分といえます。

例えば同じくNexus 5を購入する場合だと、Amazonでは

で購入できます。なお、Googleは既に販売を終了しています。

後継機としてSIMフリーのNexus 6が販売されていますが、こちらは32GBで75170円〜からの販売となっています。→Nexus 6 – 容量は 32 GB と 64 GB、カラーはダークブルーとクラウド ホワイトをご用意。 – Google ストア

最近だと注目されているのが、ZenFone5です。こちらだと3万円程度で購入する事が出来ます。もしNexus 5を持っていなかったらZenFone5の購入を検討していたと思います。

初期費用との兼ね合いも格安SIMを検討する上で重要な部分です。

お金があるならSIMフリーのiPhone 6が欲しいですが。最低でも93744円(税込)は辛いです。→iPhone 6 と 6 Plus – Apple Store(日本)

まとめ

今回、「ソフトバンクiPhone 5sを解約してIIJmio Nexus 5に乗り換える場合」と「そのままソフトバンクiPhone 5sを使い続ける場合」の2パターンを検討してみて、かかる費用の推移がよくわかりました。

2015年11月頃までは今のまま使用していた方が安いという事がわかりました。

また、2015年5月から、SIMロック解除義務化が始まる(SIMロック解除、義務化を正式決定 来年5月から:朝日新聞デジタル)ので、その対応状況を見た上で、どのように携帯を利用していくかを判断しようと思います。

今手持ちのiPhone 5sがSIMロック解除出来れば一番ベストですが、きっとそうはならないでしょう。

追記 現在はSIMロック解除アダプターを利用してiPhone 5sをSIMフリー化してOCNモバイルONEの音声通話SIMを利用しています。

また、2015年9月頃に発売されるであろうiPhone 6sなのかiPhone 7なのかわかりませんが、そちらの端末のSIMロック解除事情がどうなるかも気になるところです。

結局、もうちょっと様子見という事になりそうです。

IIJmioのお申し込みはこちらからどうぞ

関連記事

スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント