以前、iPhoneで将棋の棋譜を解析できるアプリ「対局の分析 Pro」を紹介しました。
このアプリは、将棋の棋譜をペーストすることで、差し手の善悪を数値で評価してくれるアプリです。
普段利用するオンライン将棋対局アプリ「将棋倶楽部24」で対局した後に検討したい時、「対局の分析 Pro」に解析をさせ、自分の指し手の何が悪かったかを調べています。
対局の解析には数分かかります。
解析の時間には端末の性能の差が大きく関わってきます。
今まではiPhone 5sで解析していましたが、先日iPhone 6sを購入したので、同じ棋譜において解析時間を比較してみました。
iPhone 6sとiPhone 5sのチップ
iPhone 6sとiPhone 5sに搭載されているチップは以下の通りです。
参照 iPhone – モデルを比較する – Apple
端末 | iPhone 6s(6s Plus) | iPhone 5s |
---|---|---|
チップ | A9 | A7 |
性能の差はA9>A7です。
ちなみに、iPhone 6(6 Plus)にはA8チップが搭載されています。
iPhone 6sとiPhone 5sで解析時間を比較してみた
▲77手で終局した対局と、
▲119手で終局した対局の棋譜を解析してみました。
結果は以下の通りとなりました。
端末 | iPhone 6s | iPhone 5s |
---|---|---|
棋譜1(77手)解析時間 | 6分30秒 | 12分22秒 |
棋譜2(119手)解析時間 | 10分45秒 | 21分43秒 |
iPhone 6sはiPhone 5sに比べて、棋譜1では解析時間が47%以上短縮、棋譜2では50%以上短縮される結果となりました。
iPhone 5sからiPhone 6sになってチップがA7からA9なったことでどれくらいの性能のアップなのかを体感できました。
ちなみに、対局の分析 Proは無料ですが、71手目以降も解析したい場合はアプリ内課金1,200円がかかります。(無料版では70手まで解析できます。)
対局の分析 Proの使い方については、以下の記事で書いています。
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