長期休暇になれば必ずといっていいほど耳にする「渋滞情報」。
車の渋滞には誰もが頭を悩ませます。
渋滞に関する面白い本を読んでみました。
その名も『「渋滞」の先頭は何をしているのか』。
「渋滞学」と呼ばれる学問に触れてみました。
本書の概要
本書は、筆者が渋滞学について記した本となっています。
構成は4つの章からなっていています。
第1章が渋滞の種類について。
第2章が車などの先頭は何をしているかについて。
第3章は車以外の世の中の渋滞について。
第4章は車の渋滞解消法について書かれています。
一番面白いのは、第2章の「車などの先頭は何をしているかについて」です。
本書のタイトルにもなっている渋滞の先頭は何をしてるんだ??ということです。
渋滞情報で盛んに耳にする
- 大和トンネル
- 小仏トンネル
がなぜもの凄い渋滞になるのか、についても記述がされています。
それから、本書で見逃せないのは、渋滞が起こらないようにする工夫も記述されている点。
ドライバーの1人1人が意識することで、渋滞を緩和させることができるヒントも乗っています。
渋滞に関する実験も本書にはまとめられており、読んでいて面白い内容となっていました。
渋滞学という学問についての話ですが、一般の人向けに書かれているので、平易な文章となっていて読みやすかったです。
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