iPhoneの通知センタークリップボードウィジェット「Clips」がある状態で1Passwordのパスワードをコピーしたら反映されなかった

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iOS 8の通知センターウィジェットにクリップボードを拡張できるiPhoneアプリ「Clips」というものが登場しています。

参考:ここまで来たか。通知センターがクリップボードになるiOS8ウィジェット Clips – W&R : Jazzと読書の日々

Clips – Copy and paste anywhere with widget and keyboard
価格: 無料

さて、このアプリはコピーした内容を通知センターウィジェットに追加する事が簡単に行えるのですが、不安な点もありました。

パスワード管理ツール「1Password」でパスワードをコピーしたらどうなるのか、と。

1PasswordはiOS 8の登場によりフリーミアム化したアプリです。無料で一応使えるようになりました。

パスワードをコピーするたびに通知センターに表示されたらたまりません。Clipsの利用は控えることを考えた方が良いレベルです。

そこで実際にClipsウィジェットをオンにした状態で1Passwordに保存してあるパスワードをコピーしてみましたが、反映されませんでした。

Clipsアプリのウィジェット機能概要

あらかじめ、Clipsアプリを通知センターのウィジェットに追加している前提とします。

clipsと1Password
▲Safariで選択した文字列をコピーすると(左)、Clipsのウィジェットに+マークが表示されるのでこれをタップすれば(右)、

clipsと1Password
▲通知センターに保存されます。Clipsアプリにも保存されます。

1Passwordアプリでパスワードをコピーした時のClipsの挙動

clipsと1Password
▲1Passwordアプリでパスワードをコピーしても(左)、Clipsのウィジェットには追加するための+マークが出てきません(右)。

1Passwordで頻繁にパスワードをコピーする人にとっては都合がいい機能です。

パスワードをコピーするたびに通知センターに表示される可能性が残る訳ですからね。

+をタップしない限り追加はされませんが、一番最後にコピーした内容は追加候補として表示されるので注意が必要かと思いましたが、事前にそういった対策はとられているようです。

1Password側のプログラムによる設定でしょうか。

いずれにしても、ユーザーとしてはClipsに関しては1Passwordでコピーする事をためらう必要はなさそうです。

Clipsの無料版と有料版(アプリ内課金200円)の違い

Clipsの無料版では、アプリ内に保存できるテキストと画像の件数は5つまでです。

200円のアプリ内課金により、

  • クリップを無制限に保存
  • iOS端末間で同期化

機能が追加されます。

まとめ

通知センターのウィジェットにクリップボード拡張機能がつくのは面白いと思います。ブログを書く時に使えますね。

Clips – Copy and paste anywhere with widget and keyboard
価格: 無料

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