先日、SIMフリーのiPhone 6sへと機種変更しました。
iPhone 5sのバックアップデータから復元したので、メッセージアプリやメールアプリの内容は保存されていました。
メッセージアプリを開いて以前のように返信しようとしたところ、以下のようなエラーメッセージが出現しました。
▲メッセージを送信できません。
(メールアドレス宛に送信するにはMMS機能を有効にする必要があります。)と表示されてしまいました。
MMS機能を有効にすれば出来るのかとも思いましたが、Docomo系格安SIMではMMS機能を利用することは出来ませんでした。
SIMフリーiPhone 6sは、今まで利用していたソフトバンクiPhone 5sと比べると、メッセージ周りで少し使用感が違うので、どのあたりが違うのかを「MMS・SMS・iMessage」を中心にまとめてみました。
SIMフリーiPhone 6s+Docomo系格安SIMでメッセージ送信の際に「メッセージを送信できません メールアドレス宛に送信するにはMMS機能を有効にする必要があります。」というメッセージが出る理由
SIMフリーiPhone 6sでは、格安SIM「OCNモバイルONE」の音声通話SIMを利用しています。
MVNOの格安SIMを利用している場合、大手キャリアが提供するメールアドレス(〜@ezweb.ne.jpや〜@docomo.ne.jpや〜@softbank.ne.jp)は付与されませんし、ほとんどの場合、MVNO独自のメールアドレスも提供されていません。
そのため、MMSを利用することは出来ません。
参照 よくあるご質問 | サポート/FAQ | 格安スマホ・格安SIMのUQ mobile
結論としては、SIMフリーiPhone 6s+格安SIM「OCNモバイルONE」ではMMS機能を利用できない状況です。
MMSを利用できない場合
SIMフリーのiPhoneでMMSを利用できないとしても、他にもいくつかメールを利用する方法はあります。
- iMessage
- メールアプリ
- LINEなど
- SMS
iMessageの場合
相手先がiMessageと紐付けされているアドレス・電話番号であれば、iMessageで無料でやりとりが出来ます。
この時青色の吹き出しの会話となります。
メールアプリの場合
相手先がiPhone以外であれば、Eメールアドレスを普通に利用する手段が一般的でしょうか。
会話の流れはスレッド形式ではなくメール形式になりますが、メールアプリは無難に利用できます。
LINEなど
お互いにLINEアプリの使い方を知っていれば、LINEは使いやすいでしょう。
今までのメッセージアプリのようなチャット形式でのメッセージのやり取りが可能です。
SMSの場合
相手先がiPhone以外で、電話番号しか知らない場合は、1件送信するごとに料金がかかることがありますが、SMS(ショートメッセージサービス)を利用する手段があります。
SMSでは電話番号を宛先とすることが出来ます。
格安SIM「OCNモバイルONE」の音声通話SIMの場合、SMS送信料は以下の通りとなっていました。
内容 | 料金 |
---|---|
国内への送信(月内5通目まで) | 0円 |
国内への送信(月内6通目以降) | 3.3円(税込)/通 |
海外への送信 | 50円(不課税)/通 |
海外から送信 | 100円(不課税)/通 |
SMSは1件ごとに送信料が発生することがあるので、基本的には一番最後に考えたい候補です。
まとめ
今までソフトバンクiPhoneを使用していた時に何気なく利用してきたMMSですが、SIMフリーiPhoneでは利用できないので、他の方法でのやり取りをする必要があります。
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