月々の携帯の通信料金を安く抑えるために、6年近く使ってきたSoftBankを解約し、格安SIM(MVNO)のOCN モバイル ONE | OCNにMNP転出しました。
今回は、その手順について詳しく紹介していきます。
SoftBankから格安SIM(MVNO)のOCNモバイルONEへMNPする大まかな流れ
まずは、SoftBankからOCNモバイルONEへMNPする大まかな流れを示します。
- 音声対応SIMパッケージを購入
- SoftBankでMNP予約番号を受け取る
- OCNモバイルでMNPの手続きを行う
- 音声通話が出来なくなる
- 音声SIMカードが届く&開通作業を行う(OCNモバイルONEのAPN設定)
それでは具体的に紹介していきます。
OCNモバイルONEの音声対応SIMパッケージを購入
まずは音声SIMパッケージをAmazonなどで購入します。
こちらからOCNモバイルONEの音声対応SIMパッケージを購入できます。
Amazonだと定価の3,240円よりも91%以上も安く販売されています。(2016年9月15日時点で296円)
安く買えるなら安く済ませてしまいましょう。
音声通話パッケージですが、SIMは入っていません。アクティベート番号が記載された台紙が配送されます。
▲こちらが、音声通話SIM用のOCNモバイルONEのパッケージ。
▲台紙に記載されているアクティベートコードが後で必要になります。
▲他の部分には申し込み手順や流れが書いてあります。
SoftBankでMNP予約番号を受け取る
続いて、SoftBankからMNPで転出するために、予約番号を受け取ります。
予約番号を受け取るためには、携帯電話番号ポータビリティ(MNP)お問い合わせ窓口にTELします。
ソフトバンク携帯電話なら*5533。フリーコールなら0800-100-5533に電話します。いずれも通話料は無料です。
受付時間は午前9時〜午後8時です。
参照 ソフトバンクから他社へ変更する場合 | お客さまサポート | モバイル | ソフトバンク
私は日曜の午後3時頃に電話をしましたが、混雑のせいでオペレーターの方とやりとりをするために8分ほどの待ち時間がありました。
休日だと結構混雑しているようですので、平日にかけたり、時間に余裕を持っておくと良いでしょう。
必要な情報は、契約者本人の名前確認のみでした。
引き止めポイントを提示される
ちなみにですが、ソフトバンク解約時の注意点を一通り聞いた後、ソフトバンク携帯に機種変更する際に利用出来るポイント(通称:引き止めポイント?)を提示されました。
約6年間ソフトバンクを利用していたことから、「機種変更時に利用出来る46,000ポイントあげるからMNP転出するのを考え直してみない?」という旨の提案を受けました。
契約年数によって提案されるポイントはマチマチなようですが、魅力的なポイントではあります。
ただし、長い目で見ると美味しくはないので、やんわりと断ってMNP予約番号を発行してもらいました。
▲電話を切った後、数分で現在の電話番号宛にMNP予約番号が届きました。
このMNP予約番号を、OCNモバイルONEへMNP転入時に使用します。
MNP予約番号の有効期限は15日間です。
注意点ですが、7日以上有効期限が残っている状態でOCNモバイルONEヘ申し込むように注意書きがありました。
あらかじめ取得しておくことは可能ですが、あまりにも早く取得してしまうと、有効期限が少なくなってくるので注意が必要です。
OCNモバイルONEでMNPの手続きを行う
OCNモバイルONEヘMNP申し込みするために必要なものは以下の通りです。
- クレジットカード
- 本人確認書類データ(運転免許証、パスポート、健康保険証等)
- アクティベーションコード
- MNP予約番号
申し込みはこちらから行えます。
⇒音声対応SIM ご利用の流れ – OCN モバイル ONE | OCN モバイル ONE
申し込みに必要な項目を埋めていきます。本人確認書類についてもアップロードする必要があります。
▲本人確認書類のアップロードを済ませると、申し込みが完了します。
申し込んだプランは以下の通りです。
プラン | 最大通信速度150Mbps 110MB/日 月額1760円(税込) |
---|---|
SIMカード | 音声 nano SIMカード(MNP) |
Nexus 5でもnano SIMを利用出来るように、nano SIM → micro SIM変換アダプターを購入しておきました。(大は小を兼ねるので。)
音声通話が出来なくなる
▲7/14(火)の9:31に、080の番号からMNP転入による番号停止・切り替え作業停止のSMSが届きました。
このメールが来てから約4時間半後の7/14(火)午後2時頃に、圏外の表示に切り替わりました。音声通話が出来なくなりました。
音声SIMカードが届く&開通作業を行う(OCNモバイルONEのAPN設定)
▲7/15(水)の午前10時頃、佐川急便で、音声通話SIMが到着しました。
▲こちらが同梱物です。設定方法の用紙と、OCNモバイルONEの音声対応SIMが入っています。
届いたSIMと一緒に、APN設定方法が記載されていましたので、それに従ってNexus 5で設定を行いました。
APN設定項目は以下です。
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | ocn(任意) |
APN | LTE端末:lte-d.ocn.ne.jp 3G端末:3g-d-2.ocn.ne.jp |
ユーザー名 | mobileid@id |
パスワード | mobile |
認証タイプ | CHAP(推奨) PAP |
詳しい設定手順については以下の記事をご覧下さい。
関連OCNモバイルONEでのAPN設定方法(Nexus 5版)
▲設定したアクセスポイント(OCN)を選択し、Wi-Fiを切った状態で通信出来る事が確認出来ました。
通話についても確認出来ました。
OCNモバイルONEへ即日MNPも可能
今回のように、Web上で手続きすると、音声対応SIMの到着を待つ必要があるので、通話出来ない期間が多少発生してしまうことになります。
ただ、即日MNPを行っている場所もあります。
頻繁に電話をかける事が多い人は、即日MNP店舗を利用するという方法もあります。
ヨドバシAkibaをはじめとした全国13店舗に即日受渡カウンターがあります。(2015年7月12日現在)
参照 音声対応SIMカード即日受渡カウンター / OCN モバイル ONE
まとめ
SoftBankからOCNモバイルONEヘMNPが完了しました。
今回MNPした際の流れについて、時系列順でまとめておきます。
内容 | 日時 |
---|---|
7/9(木)朝(夜) | 音声通話SIMパッケージを購入(到着) |
7/12(日)午後3時 | SoftBankでMNP予約番号を受け取る |
7/12(日)午後5時 | OCNモバイルでMNPの予約を申し込む |
7/14(火)午前9時半 | これからMNP転入による番号停止・切り替え作業を行うというSMSが届く |
7/14(火)午後2時 | 音声通話が出来なくなる |
7/15(水)午前10時 | 音声通話SIMカードが届く開通作業 |
MNPにかかった日数を「SoftBankでMNP予約番号を受け取る」〜「開通作業」とすれば、3日で完了しました。(パッケージの購入はいつでも良いので日数に含めていません。)
また、音声通話が出来なくなっていた時間は、7/14(火)午後2時〜7/15(水)午前11時頃の21時間です。短かったという印象です。
関東に住んでいると、音声が不通になってからSIMが到着するまでの日数がおよそ1日と短めですが、関東以外に住んでいると、2日以上かかる事もあるようです。
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